若はげ

若はげ改善!本当に効く育毛剤はコレ

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いつの時代も豊かな男の髪は、みなぎるパワーの象徴

確かに見てくれは問題かもしれません。しかし別に命まで奪うわけではない「薄毛」がこれほど疎まれるのは不思議に思えてきます。
心理学の書籍をひもといても「薄毛がかくも辛いのはなぜ」という根源的な疑問への答えは載っていません。学問の対象として扱うにはあまりにも俗っぽいからなのでしょうか。あるいは、テーマが深遠すぎて探求の糸口すらつかめないでいるからでしょうか。
これはあくまで私の推測ですが、まだ人類が文明も国家も築いておらず、ボス役のオス男を頂点とする数十人の集団が共同体の一単位であった頃、そのボスが薄毛になるのは、老い始めて群れを統べるパワーが落ちてきたことのシグナルとなっていたのではないでしょうか。
ハゲになったボスは、次のりーダーの座を狙う若いオスから挑戦を受け、負けたボスは群れを追い出されることもあったでしょう。
「ハゲる=排撃の対象となってりーダー格から引きずり降ろされる」という構図が、今の人類の深層意識にも深く刻み込まれており、これが理性では理解できないほど薄毛を嫌がることの隠れた理由なのかもしれません。
旧約聖書に登場する怪力無双のイスラエル人サムソンは、頭髪を剃られて力を失い、戦国武将は前頭部のハゲをごまかすのに便利なさかやき月代という髪形(?)をおおいに普及させました。このように、いつの時代も豊かな男の髪は、みなぎるパワーの象徴であり、逆に「薄毛」はそれの減退を暗示した・・・。私の推測もあながち外れではないかもしれないと思う今日この頃なのです。

世間はカツラ着用者に対して冷淡

若はげ克服の一手段として、カツラを着用する日本人男性の数は、約百万人といわれています。青年期から壮年期にかけて薄毛になり、そのことで気に病んでいる男性の数は、一千万人前後なので、悩める人の十人に一人がカツラを使っている計算になります。
この比率が、多いのか少ないのかは論が分かれるところですが、技術の進歩でカツラの性能は著しく改良されて、誰が見てもわからないほど本物らしくなっており、着用を検討する人は増えこそすれ、減ることはないと思われます。
しかし、カツラの着用は薄毛を隠すことによる安堵感と入れ替わりに、別の悩みをいくつも抱えてしまうリスクをはらんでいるのです。
一つは、カツラ製造のテクノロジーは進歩を重ねているが、そういった技術革新うんぬんとは関係なく、世間はカツラ着用者に冷淡なことです。
象徴的な例として、2005年に起きた、いわゆる耐震偽装問題がある。行政機関に提出する構造計算書を偽造したことで事件の焦点となった某一級建築士が、後にカツラ着用者であることが露見してスポーツ新聞の格好の「ネタ」となりました。
この頃から、建設業界や食品業界から一有名料亭にいたるまで、多くの業界で日常的に行なわれてきた偽装行為が暴露されており、とにかく「偽装=悪」という世間の空気が強まったのです。
最近では、これまた号泣会見で世間を騒がせた野々村県議のカツラ着用問題というのもありました。当初彼がズラであることを全く見抜けませんでしたが、騒ぎが拡大するにつれ、ズラであるだけでなく、さまざまな問題が浮き彫りになりました。

カツラを着用する人の無言のメッセージ

そのため風評に神経をとがらす企業の人事部のなかには、「カツラは個人レベルの偽装である。偽装は悪である。よってカツラは悪である」の三段論法で、社内スタッフのカツラ狩りを展開しているところもあるもしれません。
そこまでいかなくとも、(バーコードハゲもそうだが)カツラを着けた人には、「いさぎよくない」とか「男らしくない」という冷酷な評価が下されやすいのです。カツラ着用者は、世間一般からの冷たい視線に耐え真ぶことが要求される。
さらに、カツラを着用する人は、「ハゲだ頭を衆目にさらすことは恥である。だから自分は隠す」という無言のメッセージを周囲にふりまいています。
もし、勤務先の同僚や上司あるいは取引先のキーパーソンに薄毛がいたらどうなるか。日ごろのコミュニケーションがギクシャクし始め、ついには破たんすることもありえるのです。

カツラで若はげを隠してもハッピーにはならない

近親憎悪のせいか、若バゲ同士はなかなか仲良くなれないといいます。両者ハゲであったのが、片方が突然カツラをつけたときに、ただでさえ微妙な人間関係にどんな危険な化学変化が生じるのかをカツラ着用者は熟考すべきです。
また、カツラは女性関係でもトラブルの種になりえます。多くの女性は「ハゲはイヤだけど、カツラはもっとイヤ」と思っています。「自分はヘアピースをつけているのに何を勝手な」というのは男性側の論理で、女性はその極めて人工的な装着物を生理的に受けつけてくれません。
それでも長年連れ添った奥さんは、なんとか説得できるかもしれない。しかし、それは若ければ若い女性であるほどハードルは高くなってゆきます。「半径一メートルに近寄らないで」などと、女子高校生やOLからバリアを張られる可能性はとてつもなく大きいのです。
つまり若はげの未婚男性にとってはとてつもない大問題なわけです。
意中の女性と両想いになれても、「いつカツラのことを告白しよう」「カツラだとわかったらフラれるのではないか」などと煩悶することになります。
もし結婚となれば、先方の両親や親戚のことも考えねばならず、葛藤は果てしなく続きます。
恋仲のときからカツラを隠し続け、結婚した後も寝室は別々にしているという嘘のような本当の話もあるくらいです。
こうしてみると、カツラでハゲを隠したところで単に悩みの形態が変わるだけで、人生はちっとも楽しくならないことは火を見るよりも明らかなのです。